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開発者:操作:教員マスタを編集する

本システムへログインできる教員情報は、システムに与えるJSONファイルに記載します。
教員情報を編集するには、以下の手順を実行します。

誤操作に注意!

本操作を誤ると、最悪の場合、全教員がシステムへログインできなくなります。作業後は、必ず教員向け機能が利用できるかチェックしましょう。
特に、JSONの構文ミスなどには注意が必要です。

1. ホストマシンへログイン

まずは、システムが稼働しているサーバへログインしましょう。(開発環境の操作であれば特段の操作は不要です。)
SSH経由でも、RDP経由でも、物理的にサーバにログインしても構いません。

2. 教員マスタを開く

続いて、教員情報が記載されているJSONファイルを編集します。
VSCodeやVim、nanoなどお好みのエディタで次のファイルを開きます。

(backendを配置したディレクトリ)/fastapi/api/teachers.json

3. 教員情報を編集

教員情報を、以下の規則に沿って記述します。編集はリアルタイムで反映されるため、特段Dockerコンテナの停止や再起動は不要です。
JSONの配列内に、以下を参考に教員情報を記述します。

JSONの構文をミスると、すぐにシステムが正常動作しなくなります。

JSONを修正すれば直るので、慌てずに修正しましょう。

[
    {
        "name": "suzuki",
        "pass": "2315a358b40f3f8abad0f8a4f611b4efc4a246e1dbf8af2fa9324821c43ab035"
    },
    {
        "name": "試験太郎",
        "pass": "8a535a3f4dcd2c396db11b7c1e54221d04375c9f9be96bce47dc2fdb237e86c9"
    },
    ...(以下省略)...
]
キー名 説明
name ログインIDとして使用する教員の名前です。
英数以外にも、マルチバイト文字・記号などが利用いただけます。

ただし、ログイン時に入力する情報となるものですので、スペースなど誤解を招く文字は避けることを推奨します。
pass ログインパスワードのハッシュ値です。
パスワードの平文ではなく、SHA-256で生成したハッシュ値を指定します。(詳しくは下をご参照ください)

パスワードのハッシュ値について

面倒なのですが、一応のセキュリティ対策としてパスワードの「生値」ではなく「SHA-256ハッシュ値」を記述することで、パスワードの漏洩時のリスクを軽減できます。
ハッシュ値は、大体どのOSでもコマンドラインから生成できます。(動かなければ、適当にウェブツールなどで生成したSHA256ハッシュ値でも良いです。)

🐧 Linux上で生成する

echo -n "変換したいパスワード" | sha256sum

🪟Windows上で生成する

echo -n "変換したいパスワード" | certutil -hashfile - SHA256

🍎MacOS上で生成する

echo -n "変換したいパスワード" | shasum -a 256